車のエアコンが冷えない?!エアコンが故障??エアコン整備で快適空間!大阪府門真市の整備士によるメンテナンスで高額修理を回避!!

 車に搭載されている部品って凄いなって思います。走って曲がって止まって、時にはデコボコ道もあって、振動も発生する熱もハンパないですし、雨風や飛石等もあります。とても過酷な環境の中、車の部品達は働き続けています。特にカーエアコンは真夏の暑い時、真冬の寒い時衆望を担い頑張っています。

 カーエアコンと言っても、システムは非常に複雑で、修理が必要であろう箇所をパッと外してサッと直すという事がほぼ出来ない仕組みになっています。それ故に故障や異常が発生した場合、修理が必要な箇所を絞り込むだけでも時間がかかりますし、インパネ側からパーツを取り出すとなると修理も大掛かりになってしまいます。

 そんなカーエアコンシステムだからこそ、予防整備やメンテナンスが功を奏します。先々かかる修理をしなくて済み、故障のリスクを抑える事が出来るカーエアコンメンテナンスとして、弊社では「エアコンリフレッシュ」を取り入れています。車のメンテナンスと聞くと、少しハードなイメージが有りますが、今回ご紹介するメンテナンス「エアコンリフレッシュ」は約3時間の施術でカーエアコンシステムを生まれ変わらせる事が出来るスーパーメンテナンスです。

●カーエアコンの故障「冷えない」原因

 外気温が上がって来て、いざエアコンのスイッチを入れても「冷えない」時、ガックリくるどころかまさしくその場は灼熱地獄です。外気導入等で出来る事は限られており、渋滞に巻き込まれたら目も当てられません。

 カーエアコンの冷えない原因にも様々ありますが、一番多いのはエアコンガス(冷媒)の過不足です。エアコンガスはどんな車種でも規定量が決められており、多ければいいと言うものでもありません。

 エアコンガス(冷媒)が多ければ、コンプレッサーに負荷がかかり過ぎ最悪の場合はコンプレッサー自体が故障する場合もあります。逆にエアコンガス(冷媒)が少なければ循環効率が上がらずに冷えないと言う症状が起こります。更にエアコンガス(冷媒)不足で一番怖いのは、潤滑油不足からコンプレッサーが焼付を起こす事です。


【コンプレッサーの焼付】
エアコンガス(冷媒)の中には「エアコンオイル」が入っていて、システム内を同時循環しています。コンプレッサーはたくさんの金属部品で出来ていますので、エアコンオイルが不足すると金属同士の接触で通常よりも傷みやすくなり、損傷を起こします。これが鉄粉の元になります。

※エアコンオイルについては、次項で起筆致します。

 他には、エアコンガス(冷媒)が漏れている、システム内のパーツの故障、配管やフィルターの詰まり等が「冷えない」故障の原因として考えられます。

●車に使用されているオイルの色々

 「車のオイル」と聞くと何となくエンジンオイル等を思い浮かべる人もいらっしゃるかと思います。実際には、車には複数のオイルが使用されており、大きく分けて作動油と潤滑油があります。以下は車に使用されている様々なオイルになります。

エンジンオイル
潤滑作用・冷却作用・密封保持・清浄作用・防錆作用・緩衝作用とエンジンを守る為にあります。エンジンオイルがエンジンの寿命を左右すると言っても過言ではありません。
ブレーキオイル (ブレーキフルード)
油圧式ブレーキの中に有るオイルの事で、ブレーキペダルを踏むと配管(ブレーキライン)のブレーキオイルに伝わり、ブレーキキャリパーのピストンを押し出して、制動力が発生します。ピストンを押し出す為の作動油ですので、交換を怠ると効きが悪くなったり、踏んだ時の感触が変わります。
クラッチオイル
クラッチペダルの操作で発生した油圧をミッションへ伝えます。 主成分はアルコールから生成されたグリコール系液剤です。
ミッションオイル (ギアオイル)
変速機(トランスミッション)に使用するオイルで、潤滑・冷却の役割を果たしています。MTF(マニュアル車)、ATF(オートマ車)、CVT-F(CVTのオートマ車)等
パワステオイル
油圧で作動するパワーステアリングに油圧作動油として使用します。ステアリングギアボックス内の潤滑油としても活躍します。
デフオイル
デフ(ディファレンシャルギア)の保護の為に使われています。車軸の真ん中のギヤボックス(デフ)に使用するオイルです。デフはカーブをスムーズに走行する為のギアです。 またFR車や4WD車の車軸の真ん中にあるギヤボックスにも使われています。
クーラント
(冷却水・LCC)
エンジン内部を冷やしたり、保護をします。また凍結防止、防錆効果があります。 主成分はエチレングリコールやプロピレングリコール
その他
上記の様に広く知られたオイル(フルード)だけではなく、グリースと呼ばれる潤滑油(の一種)があります。ホイールベアリンググリース、ウォーターポンプグリース、シャーシーグリース等

 上表の中には、はじめて聞く名前もあったのではないでしょうか。それ程車にとってオイルは重要な存在であり、あらゆるところに使用されています。言い換えればオイルが無ければ車は本来の機能を果たす事も出来ませんし、すぐに動かなくなります。それはカーエアコンも同じで、エアコンシステムにもオイルは使用されています。 

 エアコンシステムに使用されているオイルの事を「エアコンオイル」または「コンプレッサーオイル」と言います。その名の通りカーエアコンの心臓部であるコンプレッサーの内部潤滑に93%、ガス漏れ防止(気密性)の為に配管等で7%が使用されています。エアコンシステムには無くてはならないオイルですので、次にエアコンオイルについて起筆したいと思います。

●エアコンオイルって凄い!

 エアコンオイルは、エアコンガス(冷媒)と一緒にシステム内を循環しています。上記のオイルとはまた違う性質で、高圧低圧・高温低温・高湿度を繰り返す極めて厳しい環境下で使用されています。その為劣化が早く、劣化するとエアコンの効き目(冷え等)に大きく影響します。

 またエアコンガス(冷媒)と一緒に漏れ出たり、自然消滅する為、定期的にメンテナンスする事をおススメ致します。例え不具合を感じておられなくても、カーエアコンを長く安心してご使用頂く為には必要な予防メンテナンスとご理解頂けたらと思います。


【エアコンオイルって凄い!】

☆コンプレッサーの内部潤滑に優れ、コンプレッサー内の金属部品をコーティングしてくれる!

☆摩擦を防ぐと言う事は、パワーロスが少なくなるので、エアコン使用時の燃費が良くなる!

☆粘度指数が高いのに、低温流動性も優れている!←油膜切れせず、抵抗も少ないという事!

☆エアコンをオン/オフした時のコンプレッサーへの負荷を低減してくれると共にエンジン音も減る!

☆気密性が上がる為、コンプレッサーの回転がスムーズ!

●エアコンオイルの種類

 日本国内で流通しているエアコンオイルは主に3種類あります。

エアコンオイルの種類PAGPOE
R134a用PAGR1234yf用PAG
ND-OIL8等ND-OIL12等ND-OIL11等
特徴
潤滑性に優れている。絶縁性無し。

主にベルト駆動式コンプレッサーを搭載したカーエアコンに使用される。

ND-OIL8はR1234yf使用出来ないが、ND-OIL12はR134a冷媒に使用可能。

ND-OIL12は新冷媒の為に開発されたオイルなので今後増えると予想される。
絶縁性に優れている。

主に電動コンプレッサーを搭載したカーエアコンに使用される。

ハイブリッドやEV車に使用される。

●カーエアコンの具体的且つ有効なメンテナンスとは

 ではどんなメンテナンスをすれば、カーエアコンのメンテナンスになるのでしょうか?フィルター交換や市販の洗浄剤の使用等が浮かぶ方も多いと思います。カーエアコンの状態(症状)が軽度であればこれも有効です。ですがこれは本質的なメンテナンスには程遠く、カーエアコンの性能を十分に発揮させる為には「真空引き充填」が最も有効なメンテナンス方法と言えます。


【真空引き充填】

弊社では、冷媒回収再生充填マシーンを使用して車に入っているエアコンガス(冷媒)を回収し、フィルターを通す事でエアコンガス(冷媒)の中の不純物や水分を取り除きます。

配管内の水分や空気も抜き取り配管内を綺麗にすると共に真空状態にします。

その後、規定量のエアコンガスとオイルを充填します。

 冷媒回収再生充填マシーンで配管内を真空引きすると、エアコンシステム内に回った鉄粉等を除去する事が出来ます。コンプレッサー等に鉄粉が回ってしまった場合、最悪交換が必要になり、それは高額の修理費が発生する事を意味します。その点このマシーンで施術(メンテナンス)すれば、最小限の負荷で済み、エアコンシステムの寿命に大きく寄与します。

●鉄粉の怖さ

 前項でエアコンオイルの事を起筆しました。何度も「鉄粉」と言う言葉が登場しましたが、この「鉄粉」コンプレッサーに回ってしまったら、最悪交換になります。

 「コンプレッサーの交換」このン十万もかかる高額修理をしたら、カーエアコンは「もう大丈夫!」と言えるかと言うと、答えは「言えません!」NOです。

 エアコンガスはシステム内をグルグルグルグル同じところ(回路)を循環しています。コンプレッサーが焼付を起こした場合、焼付を起こした時に発生した鉄粉が、エアコンガス(冷媒)とエアコンオイルに混ざって、サイクル内に撒布されている状態になります。

 サイクル内に撒布された鉄粉は、サイクル内の他の部品(レシーバ―タンク、エキスパンションバルブ等)の詰まりの原因になり、最悪エアコンガス(冷媒)が循環しなくなります。結果的にコンプレッサーを交換しても、また調子が悪くなり、今度はレシーバ―タンクを、次にエキスパンションバルブを交換…なんて事になり兼ねません。もちろん交換したばかりのコンプレッサーにもこの鉄粉はやって来ます。

●冷媒回収再生充填マシーンの凄さ!

 エアコンガス(冷媒)を負圧で抜く際にエアコンオイルも一緒に吸い取ります。エアコンガス(冷媒)とエアコンオイルは相溶性があり、一緒にサイクル内を循環しています。それ故にエアコンガス(冷媒)を回収するとオイルも一緒に出てきます。逆に、システム内に残ったオイルにもガスが溶け込んでいます。

 もちろんこれを放っておいては意味がないので、真空引きする事でシステム内(配管など)に残ったオイルや鉄粉等の不純物、水分も全て吸い出します。マシーンがここで完璧な真空引き作業を行ってくれますので、配管内は真空乾燥し中は本当にきれいな状態になります。

 リークテストも行ってくれますので、どこかで漏れが発生している時はそれを教えてくれます。本当に優秀なマシーンです。

 そして排出されたオイルの量がきちんとわかりますので、その分新しいオイルをカーエアコンに注入します。この一連の作業によりカーエアコンサイクルは本来の機能とバランスを取り戻します。

 冷媒回収再生充填マシーンは、カーエアコンに関するトラブルを解決してくれる大変優秀なマシーンです。「冷え」「臭い」はもちろんの事、このままメンテナンスしないでいたら将来起こるであろうトラブルも「冷媒回収」「鉄粉回収」する事で予防整備してくれます。このマシーンが生み出す「エアコンリフレッシュ」がこの夏からお客様のお車のバディになる事間違い無しです。

 

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