【構造変更】ハイエース200系「スーパーGL」 フロントシートを２人掛けから３人掛けにする事は可能か？

　お出かけするのに、時々思ってはいたんです。もう一席あったらいいなぁ～って！
最初は「まぁいいか」程度だったんですが、子どもが少し大きくなってくるとチャイルドシートでは持て余し、最近では前（それも真ん中）に来たがるし、その思いは段々と大きくなっていきました。

　そう！今頭の中で大検討中なのが、ハイエース スーパーGL（S-GL）のフロントシートを2人掛けから3人掛けにする事は可能か？

　そこで調べてみました！ハイエースS-GLのフロント、センターコンソールを外してメーカー純正部品を使用した場合のお値段！なんと部品代だけで40万円オーバー！
そんなの無理～!!(汗）かと言って諦めるのも癪なので、同型式の中古パーツなんかも使いつつ～カスタム出来ないかな⁉等と考えてみたりしています。
　でもそれには一点大きな問題があります。

　トヨタ　ハイエースバン　スーパーＧＬの定員は、フロント2人、後部座席3人の合計5人です。
それをフロント3人にするという事は、定員が＋1人で6人になるので、「構造等変更の手続き」が必要になります。単純に座席を取り替えました～という訳に行きません。

　頑張って取付けして、やっとの思いで運輸支局に持ち込んで「○○が無いですねぇ～」とか「○○も要りますよ」とか言われて結局車検に通らないなんて事になってしまうの嫌ですもんね。せっかく買ったパーツも無駄になるし、なんてったってグッタリしてしまいます(=_=)

　じゃぁ、どうしましょう⁉ハイエース　スーパーＧＬのフロントシートのカスタム！は諦めないといけないのか⁉まずは調査あるのみです！

　まずは、フロントを３席にするという事は、席がいります！どうしましょう⁉
先ほども書きましたが、純正のシートを利用するとめちゃめちゃ高くなります。40万円オーバー(汗)

　では「トヨタの純正じゃないけど公認のシート」だったらどうでしょう⁉
この辺りが落としどころでは無いかと思っていたのですが、リサーチの結果、値段はそこそこなのですが座り心地がちょっと…。
　とてもじゃないけど長距離の移動はしんどそう。残すところはやはり同じ同型式のベンチシートかなぁ～。

　ここでちょっとおさらいです。ハイエースバンのグレードは以下の通りです。

　グレードが変わるという事は、外装のみならず内装にも違いがあるわけです。
“DARKPRIME Ⅱ”のシートでは意味が無いので（S-GLと同じセンターコンソールタイプだし、単純に高い！）、白羽の矢が立ったのは「ハイエース　DX」のシートという事になります。

　ハイエースDXは商用車に特化した車なので、スーパーGLの座り心地に比べるとシートのクッション性は弱く、長距離移動向きではありません。

　でも、価格等いろいろな事を考慮すると、一番実用的なのは、ハイエースDXの助手席をハイエーススーパーGLの助手席に取り付ける！という結論に達しました！

　ヘッドレストのある、あの座り心地のいい助手席が無くなってしまうのは忍びないです。スーパーGLのシートに比べるとDXのシートは少し低めだったり、センターと助手席が一体型なので助手席がスライドしない点や足元が狭い点が気になりますが、ここはやるっきゃありません！親子3人並んで座るその日を夢見て、いざ！行動あるのみです！

　余談ですが、センターコンソールについてはDXのシートを倒すとこんな感じなので、十分かなと思います。

　ドリンクホルダーが２つにちょっとした物置きとテーブルになりますので、簡易のコンソールがある感じです。

　ちょっと大変そうなのは、シートベルトでしょうか。んんん、まさか…。ちょっとここは宿題ですね！作業に入る前にもう一度しっかり調べたいと思います。

　そして、やはり一番気になるのは、構造変更後の手続きです。自動車を改造した際の手続きには、「構造変更」と「記載事項変更」の２種類があります。

　構造変更や記載事項変更を行わずにそのままにしていると、違法改造車となってしまいます。事故等の際に任意保険等が降りない！なんて事にならないように注意が必要です。

　では、いざ！「ハイエーススーパーGL5人乗りに、DXのフロントシートを使用して、乗員定員6人乗りに構造変更を行う！」を実際に進めていきたいと思います。まずは

①　ハイエースDXのシートをゲット！

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②　取り外しから取り付けまで実際にやってみる

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③　構造変更の手続き

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④　いざ！乗ってみる

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⑤　最終的にいくらくらいかかったか？乗り心地はどうか？

　では、次回は実際にやってみた結果をアップしたいと思います。